2017/10/27

蝶で見る地球温暖化

花とツマグロヒョウモン 


 本箱である本を探していたら、探していた本は見つからず、20年以上前に買った蝶類

図鑑がみつかった。

パラパラとめくっているうち、ツマグロヒョウモンの欄で目が止まった。


ツマグロヒョウモンは我が家によく来るヒョウモン蝶の仲間で、オスとメスで羽の色が異

なる中型の蝶である。

オスは名前の通り、オレンジかがった茶色で豹紋がある、メスは羽の先端に黒い部分が

あり、その黒の中央が白くなっていてタスキをかけたようになっている。


ツマグロヒョウモンの雄 

ツマグロヒョウモン 雄


誰が命名したのか知らないがツマグロは「褄黒」の意である、いいえて妙である。


ツマグロヒョウモンの雌 

ツマグロヒョウモン 雌


前記の図鑑では、生息場所は本州の三重県以西とされている。

しかし、日頃あちこちでよく見かける蝶で珍しくしもなんともない。


 考えてみると、確かに以前はこの蝶は横浜にはいなかった。

初めて見たのは高知県のホテルで、さすが高知県は南国と感心したのを覚えている。

この他には横浜にはいなかったナガサキアゲハという南国の蝶も普通に見られる。


ナガサキアゲハ 

ナガサキアゲハ


次第に、蝶などの昆虫の生息北限が北に上昇し、20年まえにはいなかったものが普通

種となっているのである。


南極の古い氷の中の空気の成分の炭酸ガス量と比較して現在の空気中の炭酸ガスが

増加した、と言われているがピンとこないが、このように以前は絶対いなかった蝶が普通にいるということは間違いなく温暖化している、という証左である。


トランプ大統領がパリ協定から離脱した。

南国の動植物が普通に見られ、冬が温かくなる、ということはうれしい。

しかし地球の、そして、人類の将来を考えれば温暖化は放置できない緊急課題だ、ということに思いをいたしてもらいたいものである。

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2017/10/20

海ブドウ

 海鮮丼にのる海ぶどう                  

 沖縄の知人が海ブドウを送ってくれた。

大好物である。

噛みしめているうち、初めて海ブドウを食べた時のことを思いだした。

 いまでこそ、海ブドウはスーパーなどでも売っているし、そう珍しい食べ物ではなくなったが、初めて食べたのは、ずいぶん前で、出張で那覇に行った際、夕食時、ぶらりと入った寿司屋で出された。

沖縄の魚の刺身を頼むと、皿に盛られた刺身のツマに見たことのないものがあった。

細長い緑色のものに小さな丸い球がびっしりついている。

てっきり、海藻に何かの魚が産み付けた卵と思った。

食べてみると、魚卵らしさは全くない。

 板さんに「これはおいしい、なんという魚の卵」と聞いてみると、「海ブドウと呼ばれている海藻で宮古島の特産品」という。

海ぶどうのツマ 

刺身のツマのぷりぷり海ぶどう


その時に出たウニがこれまたまことにうまい、北海道のバフンウニもうまいがこれも絶品である。

沖縄のウニも知らなかったので、これも聞いてみると、「正しい名前は知らないが、白髭ウニ」だという。

船の底が硝子になっていて海底が見えるグラスボートに乗ると海底に転々としているウニが見えるがあれらしい。

 変わったものを一回の食事で二度味わった。


ウニ 


その後、宮古島に出張する仕事ができ、何回も行くことになった。

宮古島のスーパーに寄ってみると、あったあった、パックに入った海ブドウがある。

当時はなんと1パック100円だった。

何パックもお土産に買った。

店の人に聞いてみると、海岸でいくらでも採れる、という。

 最近宮古島に行ったところ、地元の人が「高野漁港というところで海ブドウを養殖しており品質が良い」という。

レンタカーで行って見ると、漁港で大掛かりな養殖をしていた。

海岸に、10メートルくらいのプールのようなものがいくつかあり、ちぎったばかりの海ブドウの破片だけが入ったもの、少し成長したもの、収穫間近のものとプールごとに区分されていた。

海ぶどうの養殖 

養殖の海ぶどう


海水を引き込み、ちぎった海ブドウを浮かべておくと成長するので、大きくなったら収穫する、という。

肥料や餌をやる必要もなく、海水さえ循環させればいくらでもできる、という。

しかも、このよう養殖場が宮古島だけでいくつもあり、沖縄本島にも何か所もある、という。

これで海ブドウが豊富に出回っている理由が分かった。

宮古の人は「都の海ブドウが本場で一番おいしい」と自慢する。

認める。



*写真はイメージです

 

2017/10/17

天然記念物のカエル

モリアオガエル 

 前に読んだムツゴロウこと畑正憲の「天然記念物の動物たち」という本に、東北地方に生息するモリアオガエルというカエルのことが出ていた。

池だか沼だかに張り出した小木の枝に産卵し、孵化したオタマジャクシは下の水面にボタボタと落ちていく、という。

この本を読んで、そんなカエルがいるのかと大変驚いた。

なるほど天然記念物になるわけだ、と思った。


モリアオガエルの卵 

モリアオガエルの卵塊


 その後ずいぶんたってからであるが、伊豆の行きつけのゴルフ場の端の小さな池に張り出した小木の枝に白い塊りが付いているのに気づき、気になった。

毎年、梅雨のころになると、その塊りが枝にできる。


ゴルフ場の池 


ムツゴロウの本で知っただけで、モリアオガエルもその卵塊も見たことはなかったので、「天然記念物のカエルがこんなところにいるわけない」、昆虫かなにかの巣だろう」と思っていた。

毎年見ているうちに、一度確認してみようと思い立ち、白い塊りが枝についている頃、池に行き、岸辺で小木の枝を引き寄せ調べてみると、なんと、白い塊りの中に孵化したオタマジャクシがうごめいている。

「これはモリアオガエルに間違いない」と確信した。

東北の「なに県」かに生息し、天然記念物に指定されているモリアオガエルが静岡県の伊豆にいる。

もしかしたら、世紀の大発見かもしれないと心が沸き立った。

ワクワクして自宅に戻り、文献その他を調べまくった。

調べた結果、「モリアオガエルは、茨城県を除く本州全土に分布している」、という。

「なんで、そんな普遍種が国の天然記念物なんだ」と怒った、ガッカリ。 

 

2017/10/16

オウムとハチ退治


フタモンハシナガバチ 

見知らぬ人が突然車で訪ねて来た。

逃げたペットの捜索や捕獲を業としている、という。

そんな職業があるとは知らなかった。

話しでは、「ご近所で飼われていたオウムが逃亡した、遠くまで飛べないのでこの付近にいると思う、良く飛べないうえ人に慣れているので見つければ簡単に捕まると思う、謝礼が出るので捕まえるか見つけたら連絡してください」、との話しだった。

我が家だけでなく、ご近所を回ってお願いしている、という。


その日、ウオーキング中、見るともなく電柱を見ると、写真入りで捜索人ならぬ捜索オウムの張り紙が出ていて、謝礼15万円とあった。

オウムの値段は全く知らないが15万円とは奮発したもんだなあ、と感心した。

 にわかに欲が出て、自宅の付近を探したり、外出の際はついでにオウム探しをしていたがそうそう見つからない。


金木犀の木 


ご近所に背の高いキンモクセイの生垣のある家がある。

その家の小学生の男の子が捕虫網でキンモクセイの生垣を突っついてなにか採っている。

てっきり例のオウムを見つけたのかと思って見ていたが一向に捕まらない。

通りすがりにその子に「オウム取ってたの」と聞いてみると「ハチの巣を取っていたが取れなかった」という。


数日後に、その家に男性が二人きて白いガス防護服のようなものを着込んだ。

「ははあ、ハチの駆除を専門家に頼んだんだな」とピンときた。

物見高い性格なので、ハチ退治ならぜひ見学したい、と思い行ってみた。

てっきり、この時期よく報道されるスズメバチだな、生垣の中に巣を作っているからキイロスズメバチかな、と思い、退治の業者に聞いてみると「アシナガバチ」だという。

見ると小さなアシナガバチの巣がある。


アシナガバチの巣 



アシナガバチなら巣のそばに近づくか、付近をいじくらない限り襲ってこない。

駆除するなら、刺されないよう注意しながら棒かなにかで巣を落とせばハチは諦めてよそに行ってしまうし、殺虫剤を振りかければ一発である。

そのお宅にしてみれば、小さい子供さんがおり、万一刺されたら大変と、思われて駆除を依頼したのだと思う。

 私が、駆除をする業者に「えっアシナガバチですか」と言うと、その人も苦笑していた。

見ていると、長いノズルで殺虫剤を吹きかけハチを殺した後で巣を取った。

駆除時間5分足らずである。

駆除代はいくらか知らないが、私に言ってくれれば半額でもやるなあ、と思った。

 その後、オウムがどうなったかは知らない。

オウム 



 

2017/10/16

沖縄の魚

沖縄の浅瀬 

 

私は無類の魚好きで、魚屋やスーパーの魚売り場を除くのが大好きである。

沖縄が好きで良く行くが魚を食べるのが楽しみである。

沖縄に旅行した人は、口々に「沖縄の魚は大味で身が締ってない、不味い」という。

そんなことは絶対ない。

おそらく、ツアー旅行でお仕着せの琉球料理を出されて食べた魚の印象だろう。

私も各種の魚を食べ比べたわけではないが、絶品の魚が多くある。

まず、沖縄の県魚といわれるグルクンだが、有名なカラ揚げもいいが、実は刺身が絶品である。

沖縄でイシミーバイと呼ばれるカンモンハタの刺身もおいしい。

これは沖縄の魚の刺身では一、二にうまいと思う。

イシミーバイ 

イシミーバイ(カンモンハタ)


このほかのハタ類もみなおいしい。

沖縄で人気のタマン(ハマフエフキ)は刺身は柔らかくてイマイチだが、小型のタマンのまるごとのから揚げはウマい。

カラフルな沖縄の魚 

アカジンミーバイは最高級魚、こちらもハタの一種


沖縄に旅行した際、もと横浜にいた知人に連絡したところ、「宿泊しているホテルのそばに魚市場がある、明日朝早く迎えに行く」ということになった。

魚市場はホテルのすぐそばで徒歩でも行くことができる近さだった。

市場には色とりどりの魚がずらっと並んでおり、内地の市場と異なりカラフルである。

ひときわ目についてのが畳一畳以上あると思われる赤っぽい魚で、名前はアカマンボウというという。


アカマンボウ 

体長2m前後になるアカマンボウ


知人は、「アカマンボウはおいしいが何せ大きいので一匹買えない、私がおいしい魚を見繕って料理するので夜は家で食べましょう」という。


仲買人に頼んで手数料を払えばセリ落としてもらえる、とのことで広い市場を見て回った。

知人が選んだのは、沖縄の方言でクルビラーという太った小ぶりの魚と、カーエーという魚の二種であった。

クルビラーは今まで見たことのない15センチから20センチの黒っぽい太って、シッポだけ白っぽい魚で、カーエーは内地のアイゴそっくりだが色が違っていた。

知人のお宅で美人の奥さんが料理してくれたのは、クルビラーの煮つけとカーエーの刺身であった。

これをオリオンビールと泡盛で食した。


orionbeer 

やっぱり美味いオリオンビール


クルビラーの腹に卵が入っており、最初の一箸は、食べたことのない独特の癖のある味だったが、二箸目からはたまらないウマさだった、特に卵はウマかった。


クルビラーのマース煮 

クルビラーの煮付けイメージ。


アマミスズメダイ幼魚 

クルビラーの幼魚。ボディがまだ青い。成長すると黒く尾びれの付け根だけ白くなる


カーエーは内地でアイゴと呼ぶ魚の一種と思われた、アイゴは関西では好まれるそうだが、関東では好まれない。

味は良いが独特の磯臭さがあり私も好きではない。

カーエーもきっと磯臭いと思って覚悟していたが、食してみると磯臭さは少なく大変おいしい。

横浜に帰って調べてみると、クルビラーは「アマミスズメダイ」という名前で、カーエーは「ゴマアイゴ」ということが分かった。

今度市場に行ったら、是非別の魚にも挑戦したい。


沖縄の魚市場 

2017/10/15

ゴルフでの超珍プレー

フェアウェイ 

 長年ゴルフをしていると時折珍プレーにお目にかかる。

かくいう私も何回も珍プレーをしている。

これは珍プレーの中でも極めつけの珍プレー。

ある春の日の神奈川県内のゴルフ場でのこと。

順調にプレーは進み、パー3のいわゆるショートホールに来た、距離は130 ヤードくらいの急な打ち上げのホール。

オナーは上級者のIさん。

ティーショットをハッシと打つとボールはピンに向って真っすぐ飛んで行った。

ナイスオンかと思われたが、残念なことに少し届かず、グリーンエッジに落ちたボールは一旦弾んで、コロコロと下に転がり、ピンから10ヤードくらいの急な上り坂斜面に停止した。

Iさんの2打目は急な打ち上げで距離は10ヤード、ピンに寄せるにはやさしいショットではない。

急斜面ショット 

*急斜面のラフショットイメージ


しかし、そこは上級者のIさん、柔らかくフワッとボールを上げた。

「うまい」と思った瞬間、なんとボールは打ったクラブのヘッドに当たった。

このような状態でよくある2度打ち、珍プレーではあるがさしていうまでもない。

問題はこれから。

2度打ちされたボールは、その場で落下し、なんとIさんの頭に命中、これは珍しい。しかし続きがある。

頭に当たったボールは、こんどは、なんとクラブのシャフトに当たった。

これで終わりではない、シャフトに当たって撥ねたボールがさらにIさんのお腹あたりに当たった。

みな大爆笑。

この段階で、Iさんにいくつペナルティー(罰打)がつくか皆で喧々諤々。

気を取り直したIさんはボールの停止したところから再度ショットしたが、動揺しているためかとんでもないミスショット。

このあとのIさんのプレーはさんざんで、上級者とは思えない大叩きとなった。カート


 さてプレー終了後、ベット(賭け)の清算となった。

もちろん、金銭の賭けはご法度、賭博になる、したがって、我々が賭けたのは、あくまでチョコレート。

Iさんの先ほどの珍プレーに何打の罰打を加えるかが大問題となった。

2度打ちは1打罰である、ボールを体に当てると当時は2打罰、2度打ち2回に、体に2回当てたので合計6打罰、というのが強硬意見、Iさんは、「1回のショットで起きたことだから2度打ちの1打罰だけ」、と陳弁。

プレー後、家に帰って調べたが良くわからず。

皆さんのご意見はどうですか。

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