2017/11/17

修善寺温泉の魚の干物

  修善寺温泉郷         

 だいぶ前のことであるが伊豆の修善寺温泉に宿泊した。

温泉旅館の朝食に魚の干物が出た。

別に珍しいことではないのだが、見たことのない魚だった。

食べてみるとなかなかうまい。

どんな魚か知りたくて干物をひっくり返して皮の方を見たら、焦げてはいるが、色といい、形といい沖縄の県魚のグルクンにそっくりである。


グルクンの干物                                   ※グルクンの干物(参考)

まさか沖縄から取り寄せているとは思われない。

そこで、中居さんに干物の名前を尋ねてみると「タカサゴという魚です」との答え。

タカサゴは、沖縄の方言でまさに「グルクン」である。

驚いて、「沖縄からの取り寄せですか」と再度尋ねると「伊豆でとれたものです」とのこと。

魚好きなので、沼津港の魚市場には何度も行ったがグルクンは売ってなかったし、伊東市内や西伊豆の魚屋などでも売ってなかった。

メヒカリやデンデンという深海魚は伊豆で知ったがグルクンはなかった。

でんでん 

             ※参考写真オオメハタ(静岡県沼津地域でデンデン、相模湾ではシロムツが地方名)


半信半疑で自宅に帰り、調べると、確かに、グルクンは伊豆半島にも生息している。

 グルクンは好きな魚で刺身が絶品であるし、空揚げも有名である、少し小骨が多いが焼き魚にしても良い、しかし、干物にするとは知らなかった。

後日、沖縄に行った際、知人や魚屋にグルクンの干物について尋ねてみたが、皆さん「干物は知らない」という。

新鮮な魚が手に入るので干物にする必要がないのかな、とも思ったが、伊豆や沼津では取れたてのアジを即干物にして名物となっている。

沖縄の人は魚を干物にする習慣がないのかもしれない。

 さらに宮古島に行った際、宮古島市のお偉いさんに「宮古島のグルクン漁は有名で漁獲量も多いでしょう。干物にすると大変おいしい、干物なら鮮度の問題も解決するし、内地への輸送も楽でしょう。宮古島の名産にしたらどうですか、協力します。」と持ち掛けたが問題にしてくれない。

 最近、グルクンの干物も売られている、と聞いた、やはりメハシのきく人はいるものだ。

グルクン 



※上記写真参考 from Zukan-bouz,OkiinawaClip


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