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2017/08/08

ポンタとター

カウンター上でごはん中 

 

物心ついたころから家に猫がいた。

大人になってからも猫を飼い続け、一時は10匹ほどいた。

沢山飼ってみてわかったことは、猫と買主の間にも「相性」があることである。

なにをしたわけでもないのに私に良くなつく猫、家族の誰かになつく猫と分かれ誰にでも愛想の良い猫というのはいないように思う。

10匹の最後の猫は三毛の大猫で、私には最後までなつかなかった。


リラックス猫たち 

猫だらけで足の踏み場に困るリビング。ほとんどが野良や飼い手のいなくなった保護猫。


その三毛がそろそろ危なくなり病院通いが続いていた昨年の初冬のころ、我が家に二匹の猫が来るようになった。

二匹とも、面割れといわれる顔の中央部が白く両側が黒い猫で、一匹は成猫で一匹は子猫だった。

ぴったり寄り添う2匹 

面割れの猫たち


当然ながら母子と思われた。

首輪もつけておらず、おなかを空かせている様子から野良猫と見受けられた。

朝、我が家の庭に来て、ウッドデッキの陽だまりでのんびり寝ていて、日がかげると庭の陽だまりに移動し、全く日が当たらなくなると二匹連れ立っていずれかに去っていく。

家内が猫のフードを与えると良く食べ、そのうち、夜は寒風を避けてデッキの下で寝るようになった。


そうこうするうち最後の三毛が死亡した。

この猫を最後にしてもう猫は買わないつもりでいたが、動物病院に通院した際に医師に相談すると、「去勢した方がよい、罠を貸すので捕まえたらどうか」とアドバイスされた。

去勢費用は雄と雌で異なるが市の補助が出る、とのことだったので賛同し、罠を借りてきて仕掛けた。

罠は鉄製の檻で、中に餌を入れておき猫が食べようと触れると出口の扉が落ちて閉まる仕掛けのものだった。

簡単に捕まえて動物病院に持参した。

去勢後の安静中 

去勢後に安静中の猫たち


医師も母子と思っていたようであるが、なんと二匹とも雄だという。

父子連れの猫など聞いたこともないので、兄弟と考えたが、これも想像しにくい。

 去勢手術が終わったら放してしまうつもりだったが、医師から「二匹とも白血病に感染している」と言われた。

白血病の猫は過去に飼ったことがあり、一年と持たない不治の病気であることは分かっていた。

そこで家内と話し合い、一年ももたない命なら我が家で死ぬまで面倒みようと決めた。

大きい方をター、小さい方をポンタと名付けた。 

大きいほうがター 小さいほうがポンタ

左がター、右がポンタ


外には出さない完全な内猫である。

ターは生まれながらの野良のようで我々に馴れない、ポンタの方はすぐになつき、朝寝ていると布団の脇にお座りして食事をねだるようになった。

 ポンタはメキメキ大きくなり大きさも二匹同じくらいになった。

猫は夜行性で昼は寝ていて夜活動するが、この二匹はとても仲良しで、夜になると盛大に追いかけっこをするようになり寝ているところを何回も踏んづけられた。

ターの人見知りは続いたがどうにか私にはなついてきてなぜてやると、ゴロゴロいうようになった。

リラックスしすぎの2匹 

寝姿も警戒心ゼロに


大好きなチュールタイム

大好きなチュール。床をトントンすれば走ってきておねだり。


10月頃、ターが体調を崩し、病院に連れて行くとやはり白血病の発病と診断され、残念ながら一月持たず死亡した。

ポンタの方は元気で、ますます人に馴れ可愛い盛りとなったのでこっちは長生きできるかと期待していたが、ターの死後一ヶ月たった11月、やはり白血病を発病しあっけなく死亡した。

当日は、長年の友人の葬儀があり、出がけの午後四時ころ、ポンタに大好きなチュールをやったところ喜んで食べた。

夜九時ころ帰宅するともう虫の息で12時頃に息を引き取った。 

思えば、二匹が我が家に来るようになってから、満一年の命であった。

医師から余命一年と宣言されていたので覚悟していたが、現実の厳しさをしみじみ味わった。

いつも寄り添う2匹 


生前の元気な頃に撮った二匹の写真を拡大して居間に飾ってある。

いつも我々を見おろしている。

「オス、元気か」と声をかける毎日である。


最近は娘の飼う猫が時々遊びに来て私たちを癒してくれる。



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