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2017/09/11

K君とセミの抜け殻

蝉の抜け殻

 今を去るウン十年前のことである。

私は横須賀市と接する付近の横浜市に居住しており、近所の公立小学校に上がった。

その小学校で同級生となったのがK君だった。

互いに家が近くだったこともあり仲良しになった。

夏休みだったと思う、K君に、自宅に遊びに来いと言われ、行って見ると広い屋敷で、庭にかなり樹木が植えてありうっそうとした感じだった。

怖そうな爺さんがいたのをはっきり覚えている。

何をして遊んだかあまり記憶がないが、あちこちの庭の木にセミの抜け殻が付いており、2人してこれを取って回った。


抜け殻 


虫取り 


取った抜け殻をどうしたかは覚えていない。

その後二年生の時にK君は横須賀市に転居し、数年間年賀状などを出していたが以後の付き合いはない。

その後、K君は、なんと、日本国の総理大臣となり郵政民営化を成し遂げた。

マスコミ報道によれば、K君はかなりの変人とされていたようで、ある日の新聞に、「K氏が総理公邸の庭で、セミの抜け殻を取ってはしゃいでいた」、「やはり変人だ」という記事が掲載されていた。

この記事を見て、私は「三つ子の魂百までも」というが、K君は政治の荒波の中で、幼少の頃と変わらない気持ちを持ち続けているんだなあ、とほのぼのした気持ちになった。

かくいう私も、夏になると、いまだにセミの抜け殻を集めて悦に入っている。

植木鉢の草木に止まらせたり、家の壁にピンでとめたりしている。

 それにしても、セミの抜け殻を集めるのを、変人扱いするとはなんだ、およそ、幼少のころ、自然に親しめない環境に育った記者なのだろう。

あぜ道と少年たち 


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